福井大学では、近代福井の礎(いしずえ)を築いた松平春嶽公が揮毫した本学所有の「格致」の額面にちなみ、「格致(かくち)によりて 人と社会の未来を拓(ひら)く」を理念としています。福井はもとより、世界の様々な地域において、そこに集う人と共に、持続可能な社会の実現に向け、新たな未来を拓くことを目指します。
この理念を実現するための道標として、2040年に向けて大学の未来像を具現化する「福大ビジョン2040」を策定し、ミッションの1つとして持続可能な開発目標(SDGs)を積極的に取り入れた本学の諸活動を推進し、SDGsの学びを地域と深めてゆきます。
気候変動や感染症等の地球規模の課題から人口減少等の地域課題まで、社会・地域が対峙する様々な課題に対し、本学が果たすべき役割を再認識し、持続可能な社会の実現を目指します。
SDGsの17のゴールはそれぞれ独立しているものではなく、1つのゴールは複数のゴールに繋がっています。本学では、17のゴールのうち6つのゴールを優先課題として取り上げ、学内の関係部局と連携してゴールを達成するため、「国立大学法人福井大学SDGs推進室」を窓口にしています。
また、令和4年4月1日には福井県が推進する「ふくいSDGsパートナー」に登録され、今後もSDGsの達成に資する活動を実践するとともに、活動状況を積極的に配信してゆきます。