2011年5月30日 日刊県民福井・中日・毎日新聞
東日本大震災の被災地でボランティア活動をした被災地NGOき恊動センター(神戸市)職員による講演会「被災地に寄り添って」が28日、文京キャンパスで開かれました。講演したのは震災翌日から被災地入りした同センター職員の吉椿雅道さん(43)=神戸市。吉椿さんは、宮城県名取市の避難所でたらいにお湯を入れて「足湯」を提供した経験を紹介。被災者は一人ひとりニーズが違うとし「小さな声を復興に活かすことが大切」と話し、講演後、学生からの質問に答え、「目の前の一人に寄り添うことで救える命がある」と話し、真心を持って被災地に赴くことが大切と訴えました。