2011年5月20日 朝日新聞 医療機関で働く人の環境改善が課題となるなか、福井大学病院が新人の看護師を各病棟に配属する時期をずらし、3年間で離職ゼロにする大きな成果を上げました。実際に働いてから希望の職場を決めることで、ミスマッチを起こりにくくしています。大学病院の橘幸子・看護部長は「新人がすぐ辞めるような状況だと、他のベテラン職員の士気も下がる。若い人が頑張るから、現場の雰囲気も良くなっている」と話しています。