2011年4月29日 福井新聞
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市を応援しようと、本県のボランティア団体や大学の教員、学生らがゴールデンウイーク中に岩手入りし、重機を使っての流木回収や、被災者を元気づける模擬店を運営します。被災住民を元気づけようと模擬店を運営するのは、福井大医学部看護学科の酒井明子教授ら同学部の教員と学生18人。酒井教授は災害看護支援機構(神戸市)の副理事長を務めており、同機構が3日に陸前高田市広田小で「ひと時のお楽しみプロジェクト」と銘打って開くイベントに参加します。午前11時から午後2時ごろまで、ヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、ポップコーンなど模擬店を開店。住民の血圧を測ったり呼吸器系のチェックも行います。酒井教授は「被災者の心のケアが重要。イベントを通して心を癒したい」と話しています。