2019年2月17日 朝日新聞
特別支援学校の小学部・中学部や、特別支援学級ではまだ十分広がっていない主権者教育。知的障害がある子どもたちに、主権者として必要になる資質を身につけてもらいたいという思いから、大学教員と弁護士、中学教員がタッグを組み、岐阜大学教育学部附属中学校の特別支援学級で授業が実現しました。授業案は橋本康弘・福井大教授と岐阜県弁護士会の弁護士、野川教諭らが協力して作成。授業の実施を持ちかけたのは、長く主権者教育に取り組んできた橋本教授で「根拠や理由を踏まえて自分の意見が言えるようになれば、特別支援学校の教育がより豊かになると考えた」と話しました。