2018年10月24日 福井新聞
江戸期の浄瑠璃・歌舞伎作者、近松門左衛門が鯖江市生まれであることを間接的に裏付ける書状があることが、三好修一郎福井大名誉教授の調査で明らかになりました。近松の誕生前年、父親が仕えていた旧吉江藩の実務機能が現在の同市立待地区にあったことを示すもので、「近松が鯖江生まれであることが濃厚になった」としています。成果は歌舞伎学会(東京都)の学会誌に掲載されました。