2011年7月27日 日刊県民福井新聞
福井大大学院工学研究科博士前期課程への進学者を対象に、春休みに実施した短期留学制度「スプリングプログラム」の修了証授与式が26日文京キャンパスで開かれた。
プログラムは3年目で、今回は12人が修了。大学院進学を控えた3月10日から2週間、学術交流協定校の中国・上海理工大で講義を受け、福井大留学生OBで現地企業の役員らを講師に迎えて中国企業の現状や課題などを学んだ。
授与式には、うち11人が出席した。小倉久和・工学研究科長が修了生代表の入沢祐一さん=機械工学専攻=に修了証を手渡し「国際的な感覚を磨いて前進してほしい」と激励。修了証は角一将也さんが代表してあいさつし「国際交流における英語の重要性を再認識した。この経験を生かしたい」と今後の抱負を述べた。