2011年8月19日 福井新聞
第32回県小中学生書道展(福井新聞社主催、県書作家協会共催、若越書道会、日本墨書会後援)の優秀作品点が18日、福井新聞社・風の森ギャラリーとプレス21で始まった。最高賞の推薦特別賞20点をはじめ、推薦164点、準推薦368点の計552点を展示している。21日まで。
同書道展には県内の小中学生3785人が応募。1次審査で特選に入った872人が、4日にサンドーム福井で開かれた席上揮毫に臨んだ。小学生は自由課題、中学生は当日発表された課題に取り組み、推薦特別賞、推薦、準推薦が決まった。
「生きる力」と書き、推薦特別賞に選ばれた岩佐真妃さん(福大附属小4年)は「始筆に気をつけ、上の字とのバランスを意識しながら元気よく書きました」と自分の作品を見ながら話した。
孫の作品品を一目見ようと訪れた福井市の山崎誠さん、澄江さん夫婦は「とてもうまく書けている。ほかの子どもたちもみんな上手」と感想を述べた。
推薦以上を対象とした表彰式は21日午前10時から、福井新聞社・風の森ホールで行う。25日~28日は福井新聞小浜支社コミュニティーホールで、推薦特別賞と敦賀市以西の推薦、準推薦受賞者の作品を展示する。