2011年8月10日 読売新聞
東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市に災害ボランティアとして赴く県内の学生と教員計27人の出発式が9日、福井市文京3丁目の福井大文京キャンパスであった。
県内8つの大学、短大、高専でつくる県大学リーグ(会長・福田優福井大学長)が、夏休みに合わせて初めて派遣する。内訳は教員2人と、県立大学の学生14人、福井大10人、福井医療短大1人。
出発式では、福田会長が「たくさん参加してくれた皆さんを誇りに思います。無事に帰ってきてください」と激励。派遣者を代表し、福井大大学院1年の南川智哉さんが「被災地の皆さんのお役に立てるよう頑張ってきます」と抱負を述べた。県によると派遣期間は12日までだが、現地での作業内容は未定。23日には第2陣として40人余の派遣が予定されている。