2011年7月22日 福井新聞
日本繊維機械学会北陸支部は21日、最新の繊維研究を紹介する講演会を福井市の福井大文京キャンパスで開きました。福井大大学院工学研究科の廣垣和正助教は「次世代繊維加工技開発への取り組み」と題し講演。未来の繊維として注目される「ウエアラブル・コンピューター(コンピューターと一体化した衣服)」に対応する導電性繊維について、現状では摩擦などによって導電機能が低下する課題を指摘。液体と気体の性質を併せ持つ超臨界二酸化炭素を媒体に加工し、金属微粒子を付着させることが課題解決に有効としました。
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