2011年5月28日 福井新聞
福井大発のベンチャー企業「身のこなしラボラトリー」(本社福井市照手4丁目、岡本耕至社長)は、筋肉の動きを測定し音や光に変換する小型センサーを開発しました。皮膚に張り付けて運動すれば筋力の大きさによって音色や光が変化します。運動のモチベーション向上や効率的な筋力強化に効果が期待されています。人体の機能に関する研究に取り組む吉澤正尹名誉教授と開発しました。「マッスルアライブ」と名づけた製品は、音や光で筋肉の動きがわかり、楽しく運動できるようになるほか、もっとも体に負荷がかかる動作を確認しながら筋力強化を図ったり、力まない状態を確認でき、トレーニングの質の向上につながるということです。既に福井市内のスポーツクラブに導入されており、今後、リハビリやデイケア施設へも売り込む予定です。価格は1万9800円。