「第11回環境ISOトップセミナー」を開催しました

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福井大学は、環境問題に関わる環境マネジメントシステムの現状について、環境ISOトップセミナーを11月21日に開催しました。

今年で11回目となった今回は、福岡大学工学部教授 今田長英氏を招き「我が国における環境マネジメントシステム(EMS)の受容と展開」と題して、EMSの国際規格が制定された経緯や背景、国内外の登録状況について講演が行われました。

今田教授によると、日本では、当初は電気産業や自治体などに急速に普及したが、最近はブームが一段落して認証取得数が伸び悩んでいる現状で、2015年の規格の改訂によって、経営者の責任の強化や環境パフォーマンスの重視されることが紹介され、「改訂によって日本の風土に合わない方向に向かい、脱ISO14001の動きが加速するのではないか」と懸念が示されました。

│ 2014年12月1日 │
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