平成26年度の北陸地区国立大学法人等新任係長・専門職員研修が11月12日・13日の2日間当番校の福井大学で行われ、同地区の国立大学法人等関係機関より29名の新任係長・専門職員が受講しました。
今回の研修は、新任係長・専門職員としての心構え及び職務遂行に必要な一般的な知識を習得させるとともに、係長・専門職員としての能力及び識見を確立させ、職員の資質向上を図ることを目的として実施しました。
初めに、福井大学の高梨桂治理事・事務局長が「これからの日本の大学と大学職員の役割」と題し、➀経済学的な視点を交え、21世紀における日本の大学の役割について、➁データから見る日本の大学の現状、➂これからの大学職員の果たすべき役割と期待について講義。その後、リーダーシップの考え方、周囲をうまく巻き込むためのコミュニケーション、職場管理と業務推進、目標管理と業務改善の進め方等について、理解を深めました。
受講者からは「傾聴のスキルについて<聞く>ではなく<聴く>という共感的理解が重要であるとわかった」「係長としての仕事や役割等にじっくり向き合う時間をもつことができた」などの感想が多く聞かれました。