マラウイ共和国ナリクレ教員養成大学との学術交流協定調印式を執り行いました。

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福井大学とアフリカ南東部、マラウイ共和国のナリクレ教員養成大学との大学間学術交流協定を締結し、2月17日に、文京キャンパスで調印式を執り行いました。
ナリクレ教員養成大学は、首都リロングウェ郊外に位置し、2017年1月に日本の無償資金協力により設立された創立間もない国立大学で、同国の知の拠点としての役割を求められています。
松木健一理事(企画戦略担当)/副学長が「ナリクレ教員養成大学と学術交流協定を締結することができ、うれしく思います。マラウイ共和国、アフリカ、世界の子どもがより幸せになる教育を一緒に取り組んでいきたい」と挨拶しました。DSC_2715
ナリクレ教員養成大学のマティアス・ジャヌアリー副校長が「本協定の締結は、本学の歴史において大きな節目。教育・研究・イノベーションの知の拠点を目指し、地域の貢献活動にも取り組んでいきます。今回滞在期間中の、シンポジウムや附属学園での体験を通し、『知る(知識)』より『考える』ことを教える授業に大いに刺激を受けました」と語りました。
次いで、三田村 彰連合教職大学院教授が締結に至った経緯を報告し、今後の方向性について、「ナリクレ教員養成大学は新たに設置予定の「授業研究」コースの柱として、教員・学生の相互交流や附属学校と大学の連携、地域の拠点大学として、本学ラウンドテーブルなどの手法を取り入れマラウイ共和国に広げていく計画である」と説明しました。
調印式では、ジャヌアリー副校長と柳澤昌一研究科長が協定書に署名をしました。
最後に、ジャヌアリー副校長は「福井大学との交流による知見や経験が、教育を変え、諸課題解決に対応できる新しい時代の先生や子どもを作り、国だけではなく世界をも変えていくことに繋がる」と本協定による期待を述べました。
2020年2月29日現在、これを含めた本学の学術交流協定校は、39の国・地域にわたる161大学・機関となっています。

ナリクレ教員養成大学(マラウイ)HP:
https://www.nalikule.ac.mw/

福井大学の学術交流協定先一覧:

学術交流協定

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│ 2020年2月17日 │
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