12月12日、生命科学複合研究教育センターは、松岡キャンパスで教育交流会「医学研究の最前線の扉を開こう!―『ドキドキする心臓』人体の神秘への招待―」を開催しました。このプログラムは、日本学術振興会の「科学研究費助成事業(科研費)」を活用して行われている最先端研究を、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを体感してもらう「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」の一環です。本学のプログラムは、高校生を対象とし、毎回、最先端の研究に触れてもらう機会としています。今回は福井、石川両、富山県から70名の高校生と教員が参加しました。
はじめに、生命科学複合研究教育センターの飯野 哲 副センター長が「大学で行われている最先端の研究について学ぶ一日ですが、大学生活についても、医学部生にいろいろ聞いてみてください」とあいさつしました。その後、医学部統合生理学領域の松岡 達教授が講師を務め、参加者の心電図を実際に測定し、波形を確認したり、モルモットの心臓の動きをカメラで撮影し観察しました。高校生たちは、真剣なまなざしで映像に見入りながら、医学研究の一端に触れていました。