福井大学は、2月26日に環境ISOトップセミナーを開催しました。ISO14001を認証取得してから毎年トップ層の環境教育を目的として開催しており、今年で10回目となりました。
今回は、独立行政法人 国際協力機構(JICA) 北陸支部長 堀内 好夫氏を招き「市民参加の国際協力:アフリカの人、環境、社会」と題して、世界が直面する課題、日本が何故、援助をするのか、日本の国際協力とJICA、NGOの現状、アフリカの今について講演が行われました。市民参加事業の一つである海外での国際協力ボランティア活動について、青年海外協力隊(20~39歳)とシニア海外ボランティア(40~69歳)があり、青年海外協力隊では、平均年齢が28歳で女性が6割を占め、また、シニア海外ボランティアでは、平均年齢が59歳で、1回目の参加で生き甲斐を感じ、リピーターとなる方が多いといった話題が参加者の興味を誘いました。
会場からは、協力隊から戻った後の就職や、ボランティア参加の意義について、活発な質疑が行われました。