国際交流・留学

トビタテ!合格者の留学計画例

第1期・大学全国コース

氏名 今井 宏友さん 学部・学科 工学部 電気・電子工学科
派遣先名 マサチューセッツ大学
(アメリカ合衆国)
派遣期間 2014年9月~12月
体験談
Hiroto Imai2014年9月22日から12月12日までの約3ヶ月間、米国に滞在し、マサチューセッツ大学ローウェル校でのエネルギー問題の解決を図る研究と、海外でのマーケティングや国際的教養等を習得するために、シリコンバレーのベンチャー企業(B-Bridge-International Inc.)で1週間のインターンシップを行いました。留学中に様々な分野で活躍する人達と会いましたが、彼らが決まって、「まさか自分が米国で勉強・起業するなどと思ってもいなかった」と言います。中には、45歳で渡米して博士課程入学、起業したという女性もいました。この留学では、研究を通して専門知識を得られたことに加え、今後の自分の人生は大きな可能性を秘めているのだと気づけたことは大きな収穫です。「今後の人生において、今のあなたが一番若い」。何事を始めるのにも、もう遅いなんてことは何ひとつありません。留学も同じです。ただ、留学を決断することは、慣れない環境での生活や言葉の壁に対しての不安から、簡単ではないでしょう。しかし、留学先では、新しい出会いや自分が知らない世界を必ず発見でき、新たな夢や目的以上の結果を得られることでしょう。みなさんも一度思い切ってトビタってはみては!?

 

第2期・大学全国コース

氏名 田嶋 敬大さん 学部・学科 教育学研究科 教科教育専攻
芸術教育コース(音楽)
派遣先名 ハンブルク音楽院
(ドイツ・ハンブルク)
派遣期間 2015年10月~2017年9月
体験談
2期生:田嶋 敬大さんドイツを中心としたヨーロッパの音楽文化、音楽教育を肌で感じ、日本の音楽教育に改革を起こしたいという動機のもと、2015年10月1日から2017年9月30日までハンブルク音楽院(ドイツ・ハンブルク)に留学中です。 留学1年目は、ハンブルク音楽院で留学生特別コースに所属し、ドイツ語の強化、声楽を中心とした音楽的スキルの向上を図ると共に、クラシック音楽の本場であるヨーロッパにて、人々とクラシック音楽との関わりやクラシック以外の音楽の在り方などを学びます。留学生特別コース修了後の留学2年目は、教員養成コースに所属し、現地学生と共に、現在のドイツの音楽教育について学びます。現在の日本の音楽教育や音楽文化と比較し、日本の音楽教育の視点から考察することで、グローバルな視野を持つ音楽教員に必要な能力を身に付けます。また、音楽院での成果を実践するため、ハンブルク市内の小学校での授業見学、授業サポート、ゲストティーチャーとしての授業実践も計画しています。

 

第3期・大学全国コース

氏名 竹内 翔太さん 学部・学科 工学研究科 機械工学専攻
派遣先名 ビクトリア大学
(オーストラリア)
派遣期間 2015年10月~2016年8月
体験談
Shota Takeuchi2015年10月から2016年8月までの10か月間、オーストラリア・メルボルンのビクトリア大学にてトンネル火災に関する研究留学を行いました。トンネル火災時には、避難者の命を守るため、煙をトンネル外へ排出することが非常に大切です。その手段として、世界でも類を見ない「煙突」による排煙について調査しました。
研究所でのプレゼンやディスカッションを通じ、語学力や研究の知識を身に付けました。休日には友人とスポーツや旅行を楽しみ、日本とは異なるオーストラリアの文化を肌で感じたことは素晴らしい経験となりました。留学を通じて得た友人との交流は帰国後も続いており、彼らが日本を訪れた際は京都や東京を一緒に廻りました。海外の人は日本に対する関心が高く、観光地や食事、マンガやアニメなどの話題で盛り上がり仲良くなるケースが多かったです。
私が初めて海外へ行ったのは学部4年生のとき、留学開始のちょうど1年前でした。英語は人並み程度にしか喋れず、海外に住む友人など1人もいなかった私が、まさか長期留学をするとは思いもしませんでした。いま、改めて振り返ってみると、留学を決断して本当に良かったと思っています。福井大学で勉強していただけでは得られなかった経験・友人を得ることができ、自分の人生の可能性が大きく拡がったからです。語学・治安・食事・コミュニケーション……。留学に対する不安は尽きないと思いますが、勇気を出してトビタってみませんか?きっと、あなたの人生を大きく変える、素晴らしい経験になるはずです!

 

第8期・大学全国コース

氏名 浅原 章さん 学部・学科 工学研究科 総合創成工学専攻
派遣先名 リーズ大学
(英国)
派遣期間 2018年10月~2019年4月
体験談
Picture1私の研究テーマである原子力発電所の廃止措置は“メガ・プロジェクト”であり,プロジェクトの円滑な実施には,発生する放射性廃棄物への適正な対処が求められます。そこで,プロジェクト・マネジメントの基礎及び放射性廃棄物管理への応用について検討するため,イングランドのリーズ大学に約5ヵ月間留学しました。リーズ大学では研究室に配属され,指導教員と研究室の学生と共に研究に従事しました。
滞在中は必ずしも楽しいことばかりではなく,むしろ上手くいかないことやしんどいことの方が多かったような気がします(苦笑)。初めての英国だったのですが,本当に幅広い国・地域から学生・教職員が来ていること,非常に優秀な人たちが集まっていることに驚きました。語学力はもちろんのこと,いつも笑顔で精神的に安定していて,日中はひたすら仕事に集中し,夕方は早く帰って家族・恋人との時間をきっちり楽しんでいる姿には,ただただ尊敬と羨望のまなざしを向けざるを得ませんでした。
初めの頃はどうしても自分と比較してしまい,毎日劣等感を感じていましたが,少しずつ,自分の出来ないこと,能力の不十分さを受け入れて,教えを乞うことができるようになりました。研究室の人以外にも,現地でできた友人や他のトビタテ生などの支えもあり,自分のやり方で改善の余地があるところや,自分にしかない個性がだんだん見え始め,本当に貴重な学びの機会となりました!「挑戦できること」と「仲間がいること」はトビタテ留学のとりわけ大きなメリットではないでしょうか。

 

第8期・大学全国コース

氏名 加藤 伶奈さん 学部・学科 医学部 医学科
派遣先名 ケープコースト大学附属病院
(ガーナ共和国
派遣期間 2018年8月~9月
体験談
B80A89B3-5424-422A-BF48-C3B7C18AABFE私は3年次の夏休みにトビタテ!留学JAPANを通して、ガーナに1ヶ月間留学をしました。将来は国際医療の現場で働きたいという思いがあり、そのためには他国の医療現場を見ることはもちろん、その国に暮らす人や文化、生活背景を「生身の経験」を通じて知りたいと考えたためです。
トビタテ!留学JAPANでは留学内容を自分で計画することができます。私は前半2週間を病院実習に、後半2週間を公衆衛生活動にあてました。病院実習では、ポリクリ前だったため症例を詳しく学ぶことは難しかったのですが、衛生面やプライバシー面、医師の働き方や保健システムなど日本との違いが多くみられ、ガーナの医療の現状と課題を他国からのインターン生と議論をして過ごしていました。公衆衛生活動では、毎日異なる村や元ハンセン病患者が暮らすコミュニティを訪問し、健康診断や簡単な手当てを行いました。滞在中は日々考えたことを議論したり、知りたいことを調査したりと自由に時間を使うことができたため、ガーナの医療について知識を得るのみでなく、行動力やコミュニケーション力、異文化の中で自己を発揮する力などを高められたと思います。留学で1ヶ月は短すぎると思う方もいるかとは思いますが、留学で得られるものは、語学力や知識だけではありません。この変化の激しい時代に、自分の頭で考え、行動し、未来を切り開いていく力を、多様性溢れる仲間と一緒に学べる場だと思っています。トビタテ!留学JAPANでは特にそのことを教えて頂きました。事前・事後の研修、また留学後の様々な活動を通して他分野で活躍する学生と関わることができ、今でも刺激を受けています。少しでも興味を持った方には、「恐れず、言い訳をせず、一歩を踏み出して」と伝えたいです。一歩踏み出す勇気さえあれば、未来を大きく変えることができると思います。私も少しでも力になれるよう、相談にのりますのでお気軽に連絡して下さい。最後にはなりますが、この留学を支えて下さった国際課の皆様、素晴らしい機会を与えて下さったトビタテ!留学JAPANの皆様には大変感謝しております。本当にありがとうございました。この貴重な経験をさらなる挑戦に繋げ、今後も有意義に学生生活を過ごしていきたいです。

 

第9期・大学全国コース

氏名 野田 匠悟さん 学部・学科 学研究科 機械工学専攻
派遣先名 ゲント大学
(ドイツ)
派遣期間 2018年10月~2019年8月
体験談
noda32018年10月から2019年8月末までの11ヶ月間、ベルギーのゲント大学にて火災の消火・抑制に関する研究留学を行いました。日本で行った実験データを持っていき、数値シミュレーション主体の研究を行っているゲント大学で、実験データと数値シミュレーションの解析を行いました。普段の研究や、毎月行われる研究発表会でのディスカッションなどを通して、国際レベルでの研究を学びました。ゲントに滞在している間は寮生活だったため、さまざまな国籍の留学生と出会い、交流することができました。それぞれの郷土料理を持ち寄ったり、誕生日会を開いたりと毎日の生活も楽しく過ごすことができました。これらの留学はトビタテ留学JAPANによって支えられました。金銭的な支援はもちろん、同じトビタテ生のネットワークにも支えられました。同じ地域や、同じ悩みをもつ仲間との助け合いや、旅行の際には宿の提供などなど……。さまざまな面で素晴らしい奨学金制度だと思います。留学を終えた今、振り返ってみると約1年の留学は何一つ後悔していません。日本で勉強しているだけでは得られない経験や広い視野などから、将来の可能性が広がりました。留学に躊躇している学生は、躊躇している問題よりも、留学によって得られる素晴らしいものを想像してみてはどうでしょうか?留学後の自分を想像してみましょう。想像した自分の姿を実現するためにも一歩踏み出して、トビタテ!
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