共同研究は、民間企業等の研究者と本学の研究者とが、契約に基づき、共通の課題について研究に取り組み、優れた研究成果を生み出すことを目的とした制度です。
共同研究の形態には、主に以下の2つのパターンがあります。
企業等及び本学のそれぞれの機関において、
共通の課題について分担して研究を行うもの。
本学において、企業等から研究者を受け入れ、
共通の課題について研究を行うもの。
共同研究の実施に伴い、1~3の費用をご負担いただく必要があります。
※企業等から本学に研究者の派遣を行わない場合は、「3.共同研究員研究料」は不要です。
なお、令和2年4月1日から開始する共同研究より、以下2件の制度改正を行います。
①共同研究に携わる本学教員等の人件費を研究実施経費に積算する。
②管理経費率を一律20%から研究形態に応じた率の変更をする。
詳細は以下のPDFをご参照ください。
・共同研究におけるアワーレート方式の導入と間接経費率(間接経費)の見直しについて(お知らせ)[PDF:191KB]
項目 | 内容 |
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1.研究実施経費 | ・研究担当人件費 共同研究に携わる教員等の人件費になります。 1時間あたりの単価は以下のとおり。 教授:6,000円、准教授及び講師:5,000円、助教及び助手:4,000円 上記以外の者:3,000円 |
・事業費 物品費、人件費(研究担当者以外)・謝金、旅費など、共同研究実施のために直接的に必要になる経費です。 |
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2.管理経費 (※研究実施経費の20%~45%) |
当該研究実施に関連し、研究実施経費以外に必要となる管理的経費で、光熱水費、管理部門の人件費、施設設備保守管理費経費などに使用させていただくため、必要になる費用です |
3.共同研究員研究料 (※本学へ研究者を派遣する場合のみ) |
民間企業等から共同研究員を本学に派遣するにあたって、ご負担いただく費用です。 (1名につき年額440,000円となります。) |
共同研究の手続きについては、以下の「共同研究の契約手続きフロー」をご確認ください。
また、各種様式についても以下よりダウンロードください。
❶❷ 企業等と本学研究者で共同研究企画書を作成し、本学研究者等を通して各部局の共同研究契約担当事務局に提出。
❸ 共同研究企画書の受領後、本学産学官連携本部等にて研究企画内容の確認。(所要日数:約10日営業日)
❹ 研究企画内容確認後、企業等と契約書の内容について契約交渉開始。(契約書内容、請求書発行日等)
❺ 契約内容について相互合意後、本学において請求書の発行手続きを開始。(所要日数:約10日営業日)
❻ 本学手続き完了後、契約書2部(製本・公印押印済)及び請求書を本学から企業等に郵送。
❼ 企業等において契約書に押印後、1部を本学へ返送。納入期限までに研究費をお振込み。
※ 振込手数料はご負担をお願いしております。
※ 研究費の納入期限は原則、請求書発行日の翌日から20日以内にお願いしております。
❽ 企業等からの研究費の入金が確認でき次第、本学研究者は研究費の使用が可能となり研究開始。
共同研究における知的財産権の取扱いに関しては、以下の「福井大学における知的財産の取扱方針」をご確認ください。
企業等が大学と共同研究を行った場合、企業等が支出した試験研究費の一定割合が、法人税(所得税)から控除可能です。
詳しくは所轄(又は最寄り)の税務署へご確認ください。