国際地域学部 国際地域学科 3年、工学部 情報メディア工学科 4年
渋谷 桃佳さん、海野 遥香さん
地域経済の活性化につながる新事業のアイデアを競い合う「福井発!ビジネスプランコンテスト2018Jで、一般の部に出場した渋谷さん、学生の部に出場した海野さんが、それぞれ栄冠に輝きました.県内外から一般の部に20件、学生の部に87件の応募があり、書類審査を通過した9人が12月22日の最終選考会でプレゼンテーションを披露しました。
野菜ソムリエの資格を持つ渋谷さんは、日本人の半数以上が野菜不足であることや、農業の後継者不足に着目。地場産の野菜を使った栄養スムージーのテイクアウト販売を提案しました。体調や身体の悩みをカウンセリングし、一人ひとりに合わせて野菜やハーブ、スパイスを調合。農産物直売所で対面販売する構想です。「毎日飲んでもらうために、ハーブやナッツ、スパイスなどのアクセントやスムージーの温度にもこだわりました。 2020年の出店を目指し、イベントで試飲をしてもらうことを考えています」と、今後のビジネス展開を見据えています。
また、海野さんは、靴の上から履ける、足の不自由な人や義足の人向けの長靴を開発。ふくらはぎ側が大きく開くようになっており、脱着しやすく、持ち運びの際はコンパクトになります。男女ともに届くことができるよう、サイズやカラー展開にも配慮しました。
「福井は雨や雪が多く、長靴が必需品.義足を使う友人が長靴選びに苦労していることに気づき、思いつきました.今後、実際に商品化できればと考えています」 と、意欲を語ってくれました。