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日本とタイを結ぶ! 国際的なビジネスプランを考察

工学研究科情報・メディア工学専攻1年、工学部 情報・メディア工学科3年、工学部 知能システム工学科3年

木下 誠也さん(後列中央左)、寳生 拓巳さん(後列右)、上出 一就さん(後列左)、小谷 幸愛さん(後列中央右)

本学の学生4名がタイ・バンコクのタマサート大学の学生4名とともに、1月と3月に両国間の国際的なIT事業の可能性を調査し、ビジネスプランを考案する1週間のワークショップに取り組みました。

日本とタイの学生がペアになり、1月には日本で各テーマについて調査しました。観光をテーマに選んだ学生は京都を訪れて外国人観光客がどこに価値を見出すのか調査し、タイ人学生が滞在した福井の宿泊施設の利便性を考察した学生は、どのように外国人観光客に利用してもらうのかを提案したりしました。また他の2名はファッションについて調査し、レディースアパレルを全国展開する株式会社『IGA』を訪問して自分たちの案を社長に直接プレゼンして意見をもらいました。メンバーの一人は、顧客がSNSで口コミをしたくなるカフェの強みを取り入れ、そこで得られた
データとこれまでの販売情報といったビッグデータと、洋服販売店とカフェを連動させたIoTを意識した新しいビジネスモデルを提案しました。それぞれの分野でIoTの強みを活かせるのはどういったシーンなのか、そこに国際性を絡めるとどのくらいの規模の事業になるのか構想を深めました。

交流の面では工夫して「日本の料理VSタイの料理」を企画し、日替わりで焼きそばや鍋対決するなど工夫を凝らし、ジャンルは同じでも”全然違う”料理を味わうことで、お互いの文化の魅力発見にもつながったようです。

3月には実際にタイで調査し、タマサート大学で開かれる記念シンポジウムでプランを発表しました。メンバーの寳生拓巳さんは「国が違うだけでモノの売り方や宣伝方法など様々なことが異なっていることが分かりました。タイも新しいことをどんどん取り入れていく姿勢を感じました」と語り、貴重な体験となったようです。
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