FACE

ホーム >   >  情報機器管理コンテストで経済産業大臣賞を受賞

情報機器管理コンテストで経済産業大臣賞を受賞

受賞式の様子(写真提供/ Photographer:高橋睦美)

大学院工学研究科博士前期課程 情報・メディア工学専攻 2年・1年

石橋拓己さん、多保田耕平さん

和歌山県白浜町で開催された「第11回情報機器管理コンテスト」(主催:サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム実行委員会)で、大学院工学研究科博士前期課程情報・メディア工学専攻2年の石橋拓己さん、同専攻1年の多保田耕平さん、沖縄工業高等専門学校、金沢工業高等専門学校の有志2名により結成したチームが、最優秀の「経済産業大臣賞」を受賞しました。

このコンテストでは参加チームが情報セキュリティ企業のコンサルタントになり、顧客側から出されるパソコン動作の不具合やネットワークの問題、ウィルスに関する問題などに対応しました。顧客から状況を聞き取りながら、対策の方法手順を伝え、報告書類を作成後、顧客にフィードバックし、その迅速な対応力や判断能力を競いました。第3次審査まで行われ、第2次審査までは、20チームの強豪校が参加し、競技者の居住地から遠隔操作で行われました。

昨年、この大会に出場した石橋さんは、チームのメンバー1人ひとりの分担が明確でなかったために迅速な判断ができず、2次審査で敗退しました。その経験をもとに、今年は「顧客との電話応対」「報告書の作成・記録」「改ざんされたホームページなどの復旧作業」「問題をたどり、原因究明」の4つの役割を分担し、少しでも早い意思決定ができるチームを編成しました。

競技の様子(写真提供/ Photographer:高橋睦美)

競技の様子(写真提供/ Photographer:高橋睦美)

最終の3次審査は5チームが挑み、6時間にもわたる大熱戦。「勝敗のポイントは顧客のやりやすい作業を提示し、ビジネスに悪影響をなるべく出さずに課題をクリアすることでした」と石橋さん。「強豪校ぞろいの中での受賞は嬉しい。技術力にはそれほど差が出にくいのですが、原因や課題を細かく記録した報告書類が評価された」と喜びを語ってくれました。

ページの先頭に戻る
前のページに戻る