カヌー部
岩川慎悟
福井大学カヌー部は台湾での国際カヌーポロ大会に出場し、11チーム中第3位の成績を収めました。シンガポール代表や香港代表、そしてアジアNo.1の台湾のクラブチームがいる中、一勝を目標に臨んだ福井大学にとって、予想を超える好成績でした。チームメンバーは学部生2名、院生3名、カヌー部OB(現高校教員)1名で、メンバーはこの国際大会に向けて日々練習をしてきました。
この台湾遠征は、11月30日に日本を出発し、12月の1日・2日を試合、3日に帰国というスケジュールでした。現地での生活は、会場である彰化市の建国科技大学の学生にお世話をしていただいたことで、とても有意義なものになりました。おいしい台湾料理を堪能したり、台湾の暮らしや文化の話をしたり見たり…。この学生たちのおかげで私たちは良いコンディションで大会に臨めたと思います。
大会会場に到着すると学生の部(高校生以下)が行われており、大変な盛り上がりを見せていて、国際大会の大きさを肌で感じることができました。
そして12月1日、大会の予選リーグが始まります。2リーグのうち私たちのリーグは、シンガポールチームや台湾代表のいるチームがおり、接戦熱戦を繰り広げました。結果、福井大学は4戦中3勝1分け、2位で予選を突破することができました。
決勝トーナメントには台北のチームが2つと、福井大学を含む日本のチームが2つ進出しました。私たちは準決勝を北市輕艇という台湾代表を有するチームと戦い1-5で惜しくも敗れてしまいます。そして、3位決定戦で一方の日本チームに勝利して、福井大学は第3位の栄誉を獲得しました。
今回の大会で、アジアのチームに福井大学の力を見せることができ本当に良かったです。また、私たちにとっても国際大会という世界レベルでの試合をすることで、大きな経験と自信を得ることができました。この結果が部員やこれから入ってくる後輩にとって『もっと頑張ろう!』という原動力になってくれたら、わたしは嬉しいです。