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2006福井県デザインコンクールグランプリ受賞

本学建築建設工学科4年

住田薫さん

今年で32回を迎える福井県デザインコンクールにおいて、本学建築建設工学科4年 住田薫さんがグランプリを受賞しました。

「環境」「世界平和」を題材とするテーマ部門、自由課題、イラスト・漫画の3部門に166点の応募があり、住田さんは自由課題部門に愛煙家をブースなどに隔離しない禁煙エリアの在り方を提案した「VentilatorTree[気になる樹]」を応募した結果、景観を損なわない装置のデザイン性の高さや、喫煙者と禁煙者が共存できるアイデアが評価を受けました。

本学では住田さんのグランプリのほか、福井県デザイナー協会賞に岡本達哉さん(教育地域科学部)、福井県文化協議会賞に竹内ちひろさん(教育地域科学部)、福井エフエム放送賞に西尾明子さん(教育地域科学部)、福井ケーブルテレビ賞に岡本達哉さん(教育地域科学部)が選ばれました。

作品を一つに絞って苦闘の連続。だから、喜びもひとしおです。

住田 薫

工学部4年 
住田 薫

Ventilator Tree [気になる樹]は、タバコを取り巻く環境が厳しくなりつつある今日、喫煙者と非喫煙者、どちらかが何かを諦めるのではなく、共に快適に過ごせる空間を目指していくための提案です。

タバコを奨励しているわけではありませんが、実際にはタバコを吸う人がいなくなるわけではないのですから、お互いに気持ち良く過ごせる環境をつくることがとても大切なのではないかと思います。

コンクールには、写真ポスターとで2点出す予定だったのですが、ポスターの方をなかなかまとめることができず、2つ出すのは諦め、確実に1つを仕上げることに決めたのが前日の夜でした。それでもその後、作業中のデータが何度か消え、慣れない“レンダリング”作業に苦戦し、連日の睡眠不足からくる睡魔と闘い、印刷に失敗し、再度印刷しなおしてもらい、それでもうまくいかない部分を印刷の上から修正…。苦闘の連続だったと思います。

それを支えてくれた、多くの人たちがいたから完成できたのだと思います。ものをつくるときというのは、一人で出来上がることはなかなくて、いつも色いろな人達に支えられながら創りあげていくのだと思います。先生方をはじめ、支援応援してくれた皆さま、本当に本当にありがとうございました!

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