10月28日、本学男女共同参画推進センターが「ダイバーシティの推進と女性の活躍~多様な人材の能力を活かして組織の力にする~」をテーマにシンポジウムを開催しました。
上田 孝典センター長の開会挨拶の後、帝人 人財部 ダイバーシティ推進室 日高 乃里子氏による講演「ダイバーシティの必要性について~帝人グループの女性活躍推進を中心に~」が行われました。ダイバーシティ・マネジメント(多様な人材を活かす戦略)について、また、具体的な事例として、女性社員のアイディアが活かされた製品の開発秘話や男性社員の意識改革についても紹介、男女がそれぞれにワークライフバランスを保つことによって、会社での生産性が向上することなどを説明されました。
続いて行われたパネルディスカッションでは、本学女性研究者活動支援部長 長谷川 美香教授をコーディネーターに福井銀行経営企画グループ 人事企画チームサブリーダー 小川 早登子氏、福井県衛生環境研究センター食品衛生研究グループ 研究員 平井 知里氏及び福井県立大学 地域経済研究所 教授 南保 勝氏が、多様な人材を活かすための取組や具体的な対応例、今後の対策について議論しました。
教職員のほか、県内企業の人事部などから約70名の参加があり、より働きやすい職場環境の実現に向け、活発な意見交換を行うことができました。
今後も、県内外の関係機関とも連携を深め、啓発活動に努めていきます。