京都大学との共同研究の成果を発表しました

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11月5日、福井大学子どものこころの発達研究センター 小坂浩隆特命准教授らは、京都大学との共同研究で、「自閉スペクトラム症がある方々による、自閉スペクトラム症がある方々に対する共感」を論文としてまとめ、英国科学誌に成果として発表しました。
この中で、共感性が乏しいと言われている自閉スペクトラム症の方々も、自分に似た方々には、共感性を示すことを科学的に証明しました。

◆論文タイトル “Autistic empathy toward autistic others.”
(日本語タイトル:「自閉スペクトラム症がある方々による、自閉スペクトラム症がある方々に対する共感」
◆著者
Komeda H, Kosaka H, Saito DN, Mano Y, Jung M, Fujii T, Yanaka HT, Munesue T,
Ishitobi M, Sato M, Okazawa H.
米田英嗣(京都大学白眉センター 特定准教授)小坂浩隆(福井大学こころの発達研究センター 特命准教授)、斉藤大輔(福井大学こころの発達研究センター 特命准教授)、間野陽子(ノースウェスタン大学 研究員)、ジョンミンヨン(連合小児発達学研究科 院生)、藤井 猛(国立精神・医療研究センター病院精神科 医員)、谷中久和(鳥取大学 特命助教)、棟居俊夫(金沢大学特任教授)、石飛信(国立精神・神経医療研究センター室長)、佐藤真(大阪大学 教授/福井大学 特任教授)、岡沢秀彦(福井大学高エネルギー医学研究センター 教授)

◆掲載誌
「Social Cognitive and Affect Neuroscience(SCAN)」

│ 2014年11月10日 │
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