福井大学では、今年で13回を迎える「キャンパスイルミネーション」を10月15日から文京キャンパスで開催しました。今年のオブジェは「日本の家と世界の家」がモチーフ。コロナ禍の中、“おうち時間”が増え、『家』が人の心の拠り所となっている今、イルミネーションを通じて“あたたかさ”を届けたいとの思いで光を灯しました。
このイルミネーションは、照明を研究する明石研究室の学生有志が中心となり、総勢17名で創りました。色鮮やかなオブジェが普段見慣れたキャンパスを、影絵のように浮かび上がる行灯など、灯りの性質や特徴をうまくつかんで表現しています。
代表を務めるM1の大平和佳さんは「昨年は、コロナ禍でキャンパスイルミネーションが開催できませんでした。そのため研究室の約半数が未経験で、わからない事が多くありました。それでも、皆さんの心の拠り所となる場所を作るため、皆で一致団結して制作しました」と話しました。コロナ禍の中気分がふさぎ込みがちですが、イルミネーションの来場者は、楽し気な表情を見せていました。