福井大学は「教職大学院評価基準に適合している」と認定されました。

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専門職大学院は、その教育研究水準の向上に資するため、教育課程、教員組織及びその他教育研究活動の総合的な状況に関し、5年以内ごとに、文部科学大臣が認証する評価機関(認証評価機関)の実施する評価を受けることが義務付けられています。【学校教育法第109条】
福井大学教職大学院は、令和2年度に一般財団法人教員養成評価機構が実施した「教職大学院認証評価」において教職大学院評価基準に適合していると認定されました。

次の点で高い評価を受けました。

  • 教員養成としての授業研究・教職専門性開発コース、教職10年目から20年目の若手・中堅教員等のためのミドルリーダー養成コース、教職20年目から30年目の管理職教員等のための学校改革マネジメントコースを有し、教師の生涯にわたる職能成長・教職開発を支えている。
  • 県内外の学校及び行政機関と「拠点校」の協定を結び、協働研究を組織的に進めるとともに、拠点校からの入学者を継続的に確保している 。
  • 受験者の学習履歴や就学形態のニーズに応じて、3年履修制度や1年履修制度の設定、東京サテライトの設置などの取り組みを通して、門戸を広く開いている。
  • 日常的に開催されるカンファレンスとその成果としての「長期実践研究報告」により、実践と省察・検討・理論的研究の重層化を保障し、数値化とは異なる記述的・質的な視点から、連合教職大学院の教員相互による学習成果の把握・評価を行っている。
  • 大学及び地域社会の基金に基づく独自の奨学金制度、積極的な外部資金の獲得、学部新卒学生に対するスタディ・ワーク制度等を通して、計画的で安定した経済的支援を行っている。
  • 研究者教員と実務家教員に加え、コーディネートリサーチャーの採用、附属学校と教職大学院を併任する教員の増強、エリアファシリテーターの採用、外国籍教員の増員など、連合教職大学院の運営に必要な、多様な世代、領域、分野の教員配置の工夫がなされている。
  • 機能強化推進費を獲得し、附属義務教育学校内に教職大学院の機能を整備している。
  • 「エジプト・日本教育パートナーシップ(EJEP)」の人材育成事業 を連合教職大学院として引き受け、 外部資金を獲得するとともに、海外の教員養成・教師教育にも貢献している。
  • 英語による情報発信として『 For Global Collaboration Cultivating Professional Learning Communities 』を発刊し、海外教育機関との国際的な教師教育ネットワークを構築するとともに、教員養成・教師教育の国際モデル化に寄与している。
  • 福井県教育総合研究所に先端教育研究センターを設置し、教職大学院の教員と教育委員会の職員が教員研修の共同研究を行っている。

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その他詳細については、評価結果又は一般財団法人教育養成評価機構ウェブサイトをご覧ください。

│ 2021年4月8日 │
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