本学のライフサイエンスイノベーションセンターは、将来グローバルに活躍しうる傑出した科学技術人材の育成を目的として、生命医科学分野への進学を希望する高校生を対象に「Fukui Medical High School(FMHS)研究体験プログラム」を3月29日から2日間、松岡キャンパスで開催しました。
今回のプログラムには、県内在住の高校生37名が参加。1日目プログラムでは医学部分子遺伝学の菅井 学教授による遺伝子解析、2日目に解剖学の飯野 哲教授による消化器研究で講義・実習を行いました。
2日目のプログラム「消化器研究入門」では、高校生らが哺乳類の消化器について解剖の実習を行い、緊張の面持ちで取り組んでいました。参加した福井県立藤島高等学校の松田愛奈さんは「とても貴重な経験をさせて頂きました。興味のある生物について楽しく学ぶことが出来て面白かったです。今後の学習に役立ていきたいです」と話し、より生命医科学を学ぶ意欲を高めたようでした。
飯野教授は「今後もライフサイエンスイノベーションセンターでは、社会貢献の一環として高校生向けに生命医科学に関する研究・実験体験を今後も続けていきます」と話しました。
研究者情報はこちら
飯野 哲教授 https://r-info.ad.u-fukui.ac.jp/Profiles/8/0000745/profile.html
菅井 学教授 https://r-info.ad.u-fukui.ac.jp/Profiles/10/0000952/profile.html