医学部地域医療推進講座は、福井県、地域医療振興協会福井県支部、嶺南医療振興財団と共催で、8月25日と26日に「福井県学生地域夏期研修」を開催しました。将来、県内で地域医療を担う学生を対象とし、地域の病院や診療所での体験実習や、現場で働く医療従事者との意見交換を通して、地域医療の実際を学ぶものです。
本学をはじめ、自治医科大学、金沢大学、信州大学、東京女子医科大学から22名の医学生が参加。体験実習は、丹南、敦賀地区7ヵ所の中核病院、診療所で行われました。その後、学生たちは、越前市内のホテルで、体験実習発表会と地域医療従事者との意見交換会を行いました。翌日は講演に続いて「フクトーーク&Meet the Experts!」と題し、研修1年目の医師、指導医、教員が、研修や結婚などについてトークを繰り広げました。その後、学生がテーブルを回りながら話を聞くグループトークを行い、2日間の研修を終えました。
研修に参加した、本学医学科4年の大越 万理恵さんは、「今回初めて参加しましたが、寺澤先生をはじめ、たくさんの先生方の本音が聞けて、とても楽しく勉強になりました。来年もぜひ参加したいです」と話してくれました。