7月18日(土)、本学の留学生同窓会の役員会を、文京キャンパスのアカデミーホールを中心に、西安、上海、浙江、北京、華南(新設予定)及び日本の6支部を遠隔会議システムZoomで繫ぎ開催しました。今回は、各支部の連携を深めることを目的に、支部の紹介や今後の活動、交流方針などが話し合われました。
会に先立ち、上田孝典学長は挨拶のなかで、コロナ禍の状況下において、中国の各支部より二度にわたりマスク等の寄附をいただいことに触れ「一般用、医療用マスクを本学、福井県、福井市へ寄附いただき感謝いたします。本学留学生の半数近くは中国からの留学生で、本学と中国との結びつきが強く、我々自身、ひいては日中友好の証であると大変喜ばしいことと思います」と御礼を述べました。
つづいて、明石行生副学長(国際担当)から、マスク寄附への謝辞、本学の近況報告などがあり、その後、本学の留学生を代表して、国際地域学部2年で上海出身のコ・クンヨさんが、「国際地域学部では様々な授業が開講されており、多様な選択ができます。交換留学の機会もあり、異文化交流や理解を深めることができます。」と充実した留学生活について報告があり、「正規留学生として、日本で行われている子供食堂の活動や、地域発展に貢献する手法を学びたいです」と抱負を述べました。
会議の中で役員からは、年一回の世界交流会の開催、世界に向けて福井大学だけでなく福井県の魅力も同時発信すべきなど活発な意見が出されました。
さらにこれまで地域で独立していた中国現地の5支部と日本支部が、交流や連携を一体化して推進するために、福井大学留学生同窓会中国人同窓会の発足の提案がなされ、規約を制定することを決定しました。
今後、本学と同会中国人同窓会は、日中友好を推進し、更なる国際交流を深めていきたいと考えています。