本学と永平寺町が整備を進めてきた「永平寺町立在宅訪問診療所」が完成し、7月28日(日)に、永平寺町の同診療所で関係者60名が参加して竣工式を行いました。
開設者である永平寺町の河合永光町長が、「自然環境に調和し、地域の元気と活力を生み出す拠点となる診療所が完成しました。大学と連携し、地域医療・在宅医療および介護と連携した地域包括ケアの実現をお願いしたい」と挨拶しました。
指定管理者である国立大学法人福井大学を代表して上田孝典学長が「少子高齢化社会における地域医療、総合診療医師・看護師を養成しチーム医療を根付かせ、信頼され愛される診療所にしたい」と抱負を述べました。
続いて、河合町長や上田学長、腰地孝昭医学部附属病院長、楠川加津子診療所長と隣接する御陵幼稚園の園児も参加してテープカットを行いました。
式後、内覧会を行い、楠川診療所長ほか、スタッフが2つの診察室、3つのカンファレンス室など施設内を出席者らに案内しました。
8月1日から稼働する同診療所は、医師2名、看護師3名、事務員3名が常駐し、内科を中心とした外来のほか、訪問診療・看護、往診など24時間365日体制で在宅医療を推進します。