3月22日、本学は、独立行政法人国際協力機構 北陸センターと連携の覚書を交わしました。相互の連携によって、開発途上地域への国際協力事業の質の向上と国際貢献、並びに学術研究、教育の発展に寄与することを目的にしたものです。
これまで、JICAとの連携実績は、工学部と医学部が連携したバングラデシュでの飲み水の衛生や淡水化に向けたプロジェクト、医学部のサブ・サハラアフリカの保健医療課題での人材育成、最近の教職大学院でのアフリカ、そして今年から始まったエジプトの現職教員の研修受け入れがあります。さらには本学出身の卒業生34名が青年海外協力隊員として活躍しています。また、2016年に設置された国際地域学部は、地域や国際社会の抱える課題を探求するプロジェクトをカリキュラムの軸にしています。
これまでの実績をふまえ、大学との包括的な連携協定を結ぶことで、今後の一層の連携を促進し、大学として日本と開発途上地域の人々に資する協力を行うことを目的に連携の覚書に署名しました。