本学と福井県教育委員会が連携して、理科分野の専門的な知識を有する教員「コア・サイエンス・ティーチャー(以下、CST)」を養成する「福井CST養成プログラム」の平成30年度認定証書授与式を、3月22日、文京キャンパスで挙行しました。
式では、福井CST認定委員会委員長の石井バークマン麻子教育学部長が、上級1名(現職教員)、中級2名(大学院生)、初級2名(学部生)に認定証を授与。式辞として、中田隆二副学長が「最後までやり遂げられたことに敬意を表します。福井の良き伝統を発展させるためにも一丸となって教育活動を実施してほしい」と激励しました。
修了生を代表して坂井市立三国南小学校の新木康伸教諭が「福井の宝である恐竜について、恐竜博物館で学ぶことができ、他にも多くの知識が得られました。子どもにわかりやすい教材研究や授業づくりに努め、今後も研鑽を続け、授業公開などを通じ他の教員にも参考にしてもらえるような機会をつくっていきたい」と抱負を述べました。
県と本学がこの事業を始めて10年目になります。今後も各地域の CST や CST 養成・支援機関と連携をとり、それぞれの所属する学校や地域の理科教育支援を行うなど、幅広い活躍が期待されます。