福井大学同窓経営者の会が主催する「第1回企業訪問」が9月20日に行われ、あわら市の株式会社エイチアンドエフ(H&F)を、学生や本学教員、同会会員ら約40名が訪問しました。
同会は、福井大学(旧福井大学、旧福井医科大学を含む)の卒業生で、企業や医療法人などの経営に携わる方を会員として平成30年3月に設立。国立大学を取り巻く状勢が非常に厳しい中、母校を盛り立てていく応援団となっていただき、相互の交流や地域の発展に繋げることを目的としています。企業訪問は、交流活動の一環として企画されました。
初めに、同会交流委員会執行委員の野尻悦嗣氏(みどり建設株式会社代表取締役)の挨拶の後、H&F取締役社長の柿本精一氏から「プレス機械メーカーとして『Your Best Partner』をモットーに、世界や国内でのシェアを占めている。従業員数443名中、67名が福井大学出身です。学生の皆さんは工場見学を通じて技術やシステムのノウハウを発見し、これからの研究や学業等に有意義に役立てて欲しい」と、企業概要などの説明がありました。
次いで、参加者らは2グループに分かれて、プレス機械を製作する本社工場と熊坂工場内をそれぞれ見学しました。終了後には、参加者から「競合相手はどこか」「福井大学出身者の印象」など活発な質疑応答が行われました。
最後に野尻氏から、今回の見学会へのH&F関係者のご協力に対して感謝の言葉がありました。