障がい者の雇用促進を目的とした「ふくい障害者ワークフェア」(主催:福井労働局など)が福井市のショッピングセンター「エルパ」で8日と9日に開催され、本学の教育学部附属特別支援学校の高等部生徒が自分たちの作品の展示・販売を行いました。
日頃、生徒たちが「焼き物」「紙と刷り」「織り」の班に分かれて制作した、茶碗やコーヒーカップ、干支などの陶芸作品、牛乳パックをリサイクルした手すきの「のし袋」や便箋、さをり織りの小物など。合わせて約100点以上が並び、中でも動物のイラストをあしらったカードが人気でした。
初めは、展示ブースで緊張していた生徒も、慣れてくると段々と大きな声が出せるようになって、「いらっしゃいませ」と通行する買い物客らに呼びかけるようになりました。
両日、教育学部初等教育コース3年の学生が「学校体験学習」の一環として、販売活動の準備・運営に参加し、子どもたちをサポートとするとともに、地域とのつながりやコミュニケーションのノウハウを学ぶ機会となりました。