福井大学遠赤外領域開発研究センターで開発された「ジャイロトロン」は、テラヘルツ光を高強度で出力することができる唯一の装置です。同センターがジャイロトロン利用による公募型研究で、東北大学大学院農学研究科、京都大学大学院農学研究科、理化学研究所テラヘルツイメージング研究チームと行った共同研究の成果「テラヘルツ光がアクチンタンパク質の繊維化を促進」が2018年7月3日(現地時間)、英国のオンライン科学雑誌「Scientific Reports」に掲載されました。
電波と光に挟まれた周波数領域の「テラヘルツ光」を高出力に発振するジャイロトンロンは、これまで直接観測・観察が難しかった領域の素粒子物理学、材料工学、生命科学の分野など、多くの学問領域を拓く技術の開発に活用されています。
本成果について詳しくはこちら
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2018/07/press20180713-THz.html
福井大学遠赤外領域開発研究センターについてはこちら
http://fir.u-fukui.ac.jp/