7月27日、フランス国立極東学院のクリストフ・マルケ院長が眞弓光文学長を表敬訪問しました。
マルケ院長はフランスを代表する日本美術史の専門家で、なかでも江戸時代を中心に人気を博した大津絵に造詣が深く、『大津絵 民衆的諷刺の世界』(角川ソフィア文庫)を出版しています。
県立美術館で開催中の「ピカソ・フランス国立図書館版画コレクション」にあわせて、大津絵はピカソにも影響を与えたとされることから、本学と同美術館が主催し、マルケ院長を招聘しました。
眞弓学長との懇談の中で、マルケ院長は国立極東学院が行っている研究事業について説明し、今後福井大学との連携の可能性についても探っていきたい旨を表明しました。