７月２日（水）、福井銀行のご協力を得て、日本銀行福井事務所長 上川卓苗 氏を講師に「日本経済の現状と課題〜福井・日本・世界の視点から〜」と題して、金融経済講座が行われました。

今回の講座は、ローカルな経済とグローバルな経済の両視点を学ぶことにより、日本、更には世界の中での福井経済の位置付けを認識することを目的としており、教育地域科学部 手塚准教授の経済学等の授業を履修している学生以外にも広く呼びかけ、学生・教職員約１１０名が聴講しました。

講演後の質疑応答では、学生から積極的な質問があり、その内容は素朴なものから専門的なものなど様々でしたが、それぞれに対して丁寧なお答えをいただきました。日本の中央銀行関係者から、率直な生の声を聞くことにより、受講者の刺激にもなったようです。今後の卒業研究のヒントにする学生も見受けられました。