7月11日、文京キャンパスにおいて文部科学省大学院教育改革支援プログラム採択事業「学生の個性に応じた総合力を育む大学院教育」の一環として特別講演会を開催しました。
「教育改革とPBL」と題したこの講演会では、多数の教職員が参加し、講師の大阪大学名誉教授 大中逸雄氏が、大学教育への社会の期待、従来の教育法の問題点、新たな教育手法としてのPBL(Project-based Learning)の重要性、世界の動向等について講演しました。
特にPBLにおけるチームでの活動の重要性、問題点を挙げ、教員の意識改革として“学生に考え・工夫させ、自ら知識を獲得するような環境を提供し、適切に導く「コーチ」的役割、学生と共に学ぶ姿勢も必要”との説明に、熱心にメモをとる姿も見受けられました。講演後の意見交換会では活発な質疑応答が行われ、終了予定時間をオーバーする盛況ぶりでした。