文京キャンパスで、11月7日、総合研究棟† 8階物理大実験室を仮想出火場所とし、大学と福井市中消防署との合同消防訓練を実施しました。訓練は、本学自衛消防隊の消防活動の強化と、教職員・学生の防火意識の高揚を目的として毎年行われており、今年度は13階建ての総合研究棟†を使い、高層建物の火災を想定した大がかりなものとなりました。
当日は、教職員・学生をはじめ消防署員も含めた約120名が参加し、通報・初期消火・避難誘導等の総合訓練を実施しました。高層階での逃げ遅れがいるとの想定で、50mはしご車や防災ヘリコプターによる救出訓練、救出者のトリアージ(優先順位を考慮した患者治療)、応急手当及び救急搬送訓練等も行われました。
今回の訓練を通して、参加者は高層建物火災の恐ろしさを実感し、改めて日頃の防災意識の重要性を再認識していました。