県内の4年制5大学(福井大学、福井県立大学、福井工業大学、仁愛大学、敦賀市立看護大学)が、県、県内各種団体等と協働して行う、文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」における、第1回ふくい地域創生士認定証授与式を、2月27日に福井駅に隣接するAOSSA7階の大学連携センターFスクエアカフェで行いました。
ふくい地域創生士は、地域に興味を持ち、理解を深める授業科目を修め、地域でのフィールドワークやインターンシップ等を通じて「地域に貢献できる人材」を育て、学生の地元定着率の向上を図ることを目的としています。今回50名(福井大学31名、福井県立大学10名、福井工業大学5名、仁愛大学2名、敦賀市立看護大学2名)の学生が、「ふくい地域創生士」として初めて認定されました。
COC+推進協議会議長を務める眞弓光文福井大学長は「称号を胸に、これからも学びをやめることなく、自らを磨き、社会を支え、地域に貢献できる人材になっていただきたい」とエールを送りました。
福井大学教育地域科学部3年の佐賀美波さんは「受講した『福井地域の歴史』では、繊維や眼鏡といった地場産業の課題を見つめ直す機会になりました。就職活動においても、地域のことを考えているということをアピールできます」と話してくれました。
※「ふくい地域創生士」は、国立大学法人福井大学の登録商標です。