福井大学留学生同窓会国内支部設立大会及び留学生国際シンポジウムが、11月23日に本学総合研究棟†13階大会議室で開催されました。
設立大会では、日本に在住している卒後留学生約20名が参加し、同窓会11番目の支部となる「日本支部」が設立されました。留学生同窓会は、本学を卒業した留学生が、国際交流の推進相互支援、地域社会との交流、世界平和への貢献を目指し、2003年以来、アジア地区を中心に10支部が設立されています。国内において留学生同窓会が支部化されることは全国的にも珍しく、今回の設立により、海外支部との連携がさらに強化されることが期待されます。今後は、在学留学生の支援、会員の相互扶助、情報交換、海外10支部とのネットワーク構築等を目標に、活動していく予定です。
同日午後には、同窓会国内支部設立を機会に、留学生の就職・採用促進を目指す「第5回留学生国際シンポジウム−留学生の就職・採用促進のための産官学民ネットワーク構築に向けて−」が開催され、会場には教職員、留学生約150名が参加しました。県内企業採用担当者、法務省入国管理担当者、厚生労働省職業対策担当者及び日本企業に就職した元留学生がパネリストを務め、日本での就職活動のポイントや企業が求めている人材などについて活発な討論が行われました。