災害ボランティア講演会を開催しました。

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12月2日、福井大学災害ボランティア活動支援センターでは、同大アカデミーホールにおいて、「災害ボランティア講演会」を開催しました。同大医学部看護科の酒井明子教授を講師に、学生や教職員、地域住民ら約60名が参加。酒井教授は、昨年5月に発生した中国・四川大地震の被災地に、看護ボランティアとして6月と8月に現地に赴いて活動しており、その報告も兼ねた講演会となりました。

講演では、外国人ボランティアの受入が困難な被災地において、いかに被災者に寄り添い、地域に即した支援ができるか、写真等を用いながら語りました。さらに、親や子を亡くした被災者の心の傷、山腹崩壊や土石流で土地や住居を失った住民の将来への不安をうけ、物的支援はもとより、心の支援が重要であることを呼びかけました。

講演を通じて、参加者は、地域に密接した支援、包括的な生活支援、自立を引き出す支援、ボランティア支援などの必要性を学び、「自分ならどのような災害ボランティアが出来るか」を考える機会となりました。

│ 2008年12月5日 │
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