5月28日、福井大学総合図書館のリニューアルオープン記念式典を挙行しました。式典に先立ち、同館玄関前で、福田 学長、中川 総合図書館長、赤木 医学図書館長、仁愛女子短期大学附属図書館長、福井県立図書館長(代理)によるテープカットがありました。同館の研修室での式典では、福田 学長が、「所蔵資料を次世代に継承するとともに、集う図書館として、市民を含め多くの人に利用してもらいたい」と挨拶し、図書館オープンまでの各方面からの協力に謝辞を述べました。続いて、三和 仁愛女子短期大学附属図書館長、桂屋 福井県立図書館長による祝辞があり、来賓紹介、同館の概要説明がありました。また、リニューアルオープン記念展示として、「郷土の歌人、山川登美子展」を同時開催しました。(6月18日まで開催)
同館は、昨年10月から耐震改修及び機能回復のための工事が行われ、「次世代図書館」「集う図書館」「継承する図書館」の3つをコンセプトにしています。飲食が可能なラウンジや、大型画面や少人数用ブースなどで多様な活用が可能なマルチメディアコーナー、所蔵資料等の展示が可能なホールが新設され、3階建ての書庫が増設されました。開館時間も大幅に拡大したことで、学内外ともに利用しやすい図書館として、全面的に生まれ変わりました。