本学と敦賀市は、平成24年6月27日、福井大学附属国際原子力工学研究所が敦賀キャンパスに開所した際に、「原子力防災に関する相互連携協定」を締結しています。今回、相互の発展と地域の振興を目的として、包括的な連携の下、教育、学術、産業、医療、福祉、文化など広範な分野における相互協力を推進するため、9月26日、包括的連携協定を締結しました。これにより、本学は県内全市および3町と包括的協定を締結しました。
締結式で、渕上隆信敦賀市長は、「地域の抱える課題の解決、まちづくりにおいて、大学の知見とノウハウや敦賀キャンパスで学ぶ学生との交流を図り、相互の発展につなげたい。『人道の港』の敦賀市として、学生による通訳ボランティア活動等を通して国際交流の推進にも力を入れたい」と挨拶しました。
眞弓光文学長は、「地(知)の拠点として附属国際原子力工学研究所を中心に原子力工学に関する教育・研究を展開し、地方創生に努めたい。平成30年4月から工学部学生(機械・システム工学科原子力安全工学コース)20数名が敦賀キャンパスで学び、教職員および学生の活動が広がることを期待したい」と述べました。