7月12日、眞弓光文学長から日本学術振興会の「ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞」が教育学部 淺原雅浩教授に伝達されました。同賞は、将来を担う子どもたちの科学する心を育み、知的好奇心の向上に大きく貢献した研究者を称え、贈られるもので、今年度は全国で20名が受賞しました。
淺原教授は、小・中・高校生を対象に、実験や体験学習を通じて、科学研究費助成事業(科研費)による研究成果を伝える「ひらめき☆ときめきサイエンス ~ようこそ大学の研究室~ KAKENHI」の実施代表者を平成24年度から5年連続で務め、生物、地学、数学等を専門とする他の教員と協力し、科学の講座や1泊2日のサイエンスキャンプを企画・運営。子どもたちが科学への関心を高める取り組みを続けてきました。
淺原教授は「初めて会った参加者同士が、研究テーマを選び、実験やデータ整理、発表などの研究過程まで一生懸命やっている姿を見ると、また来年もやろうという気持ちになる。様々な分野の最先端の研究を伝え、子どもたちに研究の楽しさを広めていきたい」と今後の活動にも意欲を示しています。