工学部の教育GP推進事業「夢を形にする技術者育成プログラム」の一環として、月に一度ものづくり講演会が開催されています。今回は、「福井らしい街の灯り」と題し、照明工学の世界的権威であるイギリスのピーター・ボイス氏を招いて英語による講演会を開催しました。歩行者やドライバーの安全性や犯罪の減少といった夜間街路照明の必要性や光害の形態など、照明に関して様々な角度から話が繰り広げられました。日本では、配光が制御されていないまぶしい照明器具が多く使われているため、この点を改善した照明器具を採用することにより、福井らしい質の高さを特徴づけられる、とのアドバイスがありました。
また、工学研究科建築建設工学専攻の学生による「福井の夜景紹介」や質疑応答の時間が設けられ、著名な氏と直接対話が出来る機会とあって、光や照明環境についての活発な討論が行われました。
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