国・公・私立大学(短期大学を含む。)は、その教育研究水準の向上に資するため、教育研究、組織運営及び施設設備の総合的な状況に関し、7年以内ごとに、文部科学大臣が認証する評価機関(認証評価機関)の実施する評価を受けることが義務付けられています。 【学校教育法第109条】
福井大学は、平成21年度に独立行政法人大学評価・学位授与機構が実施した「大学機関別認証評価」において大学評価基準を満たしていると認定されました。
次の点で高い評価を受けました。
- 文部科学省教育GPにおいて、平成20 年度に「夢を形にする技術者育成プログラム」が採択され、教育課程の充実や学習指導法の工夫がなされている。
- 文部科学省特色GPにおいて、平成15 年度に「地域と協働する実践的教員養成プロジェクト」が採択され、家庭・学校、地域社会が抱える問題に、大学が主体的に取り組むことで地域貢献をしている。
- 文部科学省現代GPにおいて、平成16 年度に「医学英語と医学・看護学の統合的一貫教育」の1件、平成17 年度に「地域教育活動の場の持続的形成プログラム」の1件が採択され、学士課程の教育に効果を あげている。
- 文部科学省「派遣型高度人材育成協同プラン」において、平成18 年度に「地域産業との連携による派遣型高度人材育成」が採択され、産業の取組を理解し自主的に問題を解決する高度専門家の育成が図られている。
- 競争的配分経費として「教育に関する評価経費」を設置し、優れた教育活動・改善に対して財政的支援を行い、教材開発等を推進するための「教科書等作成推進費」を設け、学内の優れた教材開発等プロジェクトを支援し、GP等の獲得に結び付いている。
- 卒業(修了)生から直接に提言・意見等を収集するシステムとして、ホームカミングデーを開催しており、ホームカミングデーでの意見は、育児室の設置、医学部医学科推薦入学試験における「地域枠」の導入、研究棟の冷暖房設置等の改善に活用されている。
その他詳細については、評価報告書(独立行政法人大学評価・学位授与機構のウェブサイト)をご覧ください。
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