5月27日、清水潔文部科学審議官が、福井大学教職大学院を視察するために本学を訪れました。本学教職大学院では、「学校の抱える課題を、学校で、同僚教師と協働して解決する」大学院をめざして、県内の複数の学校(拠点校)と連携した「学校拠点方式」という同大独自の方法で実践的な教育・研究が進められています。また、教育地域科学部を卒業し、教職大学院に進学した学生は、拠点校で1年間の長期インターンシップに参加しています。これは「福井大学方式」として鈴木文科副大臣ほか関係者からも高く評価されています。当日は、1年生、2年生と指導教員のカンファレンスの模様を視察しました。カンファレンス後には、清水文部科学審議官と院生が、通常の教育実習と教職大学院での長期インターンシップとの違いや、カリキュラムなどについて活発に意見交換をしました。
このほか、学長をはじめとした役員との意見交換、附属国際原子力工学研究所教員との懇談、附属病院を有する松岡キャンパスの視察、窒化物半導体による小型高効率な太陽光発電システムの研究開発を進める研究室を視察しました。