福井大学共通教育センターでは、8月5日,生涯学習市民開放プログラム受講生相互及び教員との交流を図る目的で交歓会を開催しました。
各期終了後に開催される交歓会は、今回で17回目を数え、17名が参加しました。同大寺岡教育・学生担当理事(副学長)の挨拶後,附属国際原子力工学研究所の島津教授が「原子力・放射線の有効利用」と題して,放射線がないとどうなるかについて講演しました。講演では、原子力や放射線が工業・医療に広く利用されていることや,環境問題のひとつになっている地球温暖化を取り上げ,原子力の利点を利用したエネルギー政策について説明されました。
その後、意見交換が活発になされ,先生方の熱意に感謝している,大学の環境が整備されて受講しやすくなったという意見や開放科目数を増やしてほしいなどの要望がありました。
最後に山根共通教育センター長から受講生に修了証書が授与され、閉会しました。
本プログラムの受講生は,30〜80歳代にわたり,定年退職を迎えた方,子育てならぬ孫育てを終えた方など総受講者数は延べ900名を超え,市民の生涯学習の場として定着しています。